アジャイル開発とスクラム
アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント
- 作者: 平鍋健児,野中郁次郎
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/01/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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[ノート]
・ITのゴールは仕様を満たすことではなく、ビジネスとしての効果を上げること
・ウォーターフォールが極めて論理的であるため、「もっと上手にやっていたら、
うまくいったはずだ。もっと文書化し、変更を最小限に抑えれば、すべて
もっとスムーズにいくはずだ」と思い込んでしまう。残念ながら、
多くのチームでは逆の結果になる。しっかり管理すればするほど、
さらに悪い結果になるのだ。
・ふりかえりの一つのやりかたであるKPT(ケプト)。
Keepは継続していきたい有効だったこと、
Problemは問題だったこと、
Tryは今後試していくこと
・タスクかんばん。すべてのタスクをカードに書き出して貼る。
ToDo:未実施
Doing:作業中
Done(またはAccept):完了、受領
・テストには3種類
ユーザーテスト:受入テスト
開発テスト:ユニットテスト
品質保証テスト:
・テストしやすい設計が良い設計(テストし易いように責務を分割する)
・総工数をベースラインに、新規要件と既存要件の組み替えを実施する
そうすることで、限られた時間の中でこなす開発量を調整する
・「テストを書く」ことと「書けない現実」とのギャップをつなぐ
実装としてCIが合う
・我々が何かを作ろうとするときには、まずプランがあるのではなく、
その前に直接経験や直感、主体的・身体的な経験というものから
得た動機があるはずです。
それこそが「意味」であり、コミットメントの源泉になる。
・意見を一つにまとめるには、形式的な会議で決めることはできない。
合宿をし、一緒に飯を食い、泊まって徹底的に話をする。
(各部門、ステークホルダーとどの機能を優先すべきか決める時)
[試してみる事]
・個人でタスクかんばんをやってみる(自分のタスクの周りへの見える化)
・うまくいったら他の人にもやってもらう
・継続的インテグレーションの勉強
・書籍を一冊買う
・Jenkinsを試してみる(Androidのソースとかで)